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【最新版】アメックスは何枚まで持てる?米国版枚数制限ルール徹底ガイド

アメックス 枚数制限

アメリカ在住の日本人の皆さん、アメックスは何枚まで持てるかご存知ですか?実はアメリカン・エキスプレス(Amex)のカードには発行枚数に関するいくつかのルール(枚数制限)があります​。本記事では「アメックス 何枚まで?」という疑問に答えるべく、Amexカードの種類や枚数制限の詳細、人気カードの一覧、そして賢いカード構成の例などをカジュアルに分かりやすく解説します。

目次

1. アメックスのカードには2種類ある!

まず押さえておきたいのは、Amexカードには大きく分けて2種類のタイプがあるということです。それぞれ特徴が異なり、発行枚数制限のルールも違います。

アメックスから発行されている様々なカード。個人カードとビジネスカード、クレジットカードとチャージカードなど多彩なラインナップがあります。ここではカードの種類ごとの特徴と枚数制限について解説します。

  • クレジットカード: 一般的な「クレカ」です。利用限度額が設定されており、毎月の支払いでリボ払いや残高の持ち越しも可能です。例えば、Blue Cashシリーズやデルタ航空提携カードなどはこのクレジットカードに該当します。個人向けビジネス向けの両方でクレジットカードが発行されています。
  • チャージカード: Amex特有のカードで、利用限度額に「一律の上限がない」代わりに基本的に毎月全額を支払う必要があるカードです。代表的なのはプラチナ・カードやゴールド・カード、グリーン・カードなどです。
  • ビジネスカードの扱い: Amexには個人用カードだけでなくビジネスカードも存在します。ビジネスカードにもクレジットタイプとチャージタイプがあり、例えば「ビジネス・ゴールド(チャージカード)」や「ブルー・ビジネス・プラス(クレジットカード)」など様々です。

2. アメックスの枚数制限の詳細

では、アメックスは合計何枚まで持てるのでしょうか? アメリカ発行のアメックスには以下のような枚数制限ルールがあります。

個人で持てるクレジットカードは最大5枚まで:

Amexが発行するクレジットカードは、個人カード・ビジネスカードを合計して5枚までとするルールがあります。以前は「5枚まで」でしたが、2020年に公式に一時「4枚まで」に制限された時期があり、その後現在は再び5枚までOKというのが定説です​。つまりアメックス発行のクレジットカードの枚数制限は合計5枚までが目安と考えてください。

チャージカードは基本的に制限なし:

チャージカードには5枚ルールのカウント対象にならないというメリットがあります。なお、理論上はチャージカードを10枚まで持てるとされています。プラチナやゴールドなど複数のチャージカードを同時に持つことも可能で、5枚制限に影響しません。

ビジネスカードは別枠?:

ビジネスカードも発行会社はAmexである以上、個人のクレジットカードと合算でカウントされます。例えば、個人向けAmexクレジットカードを3枚持ち、ビジネス向けAmexクレジットカードを2枚持っていれば合計5枚となり上限に達します。

コーポレートカード・追加カードは対象外:

会社経由で発行されるコーポレートカードや、家族カード等の追加カードは上記の枚数制限にはカウントされません。例えば、あなた自身がAmexクレジットカードを5枚持っていても、配偶者のAmexカードの追加カードを持つこと自体は可能です。同様に、勤務先から支給されているAmexコーポレートカードはあなた個人の枚数には含まれません。

➤ポイント: AMEXの5枚ルールに近づいてきたら計画的にカードを整理することが大切です。例えば現在すでに5枚のアメックスカードを持っている場合、新しいカードを申請するにはどれかを解約して枠を空ける必要があります。

3. 人気のアメックス一覧

ここでは人気のアメックスカードを種類別に一覧で紹介します。プロパーカードから提携カード(航空会社やホテルとの提携カード)まで、できるだけ多くのカードを網羅しました。自分が何枚カードを持っているか数える際や、次にどのカードを申し込むか検討する際の参考にしてください。

カード名種別主な特徴・メリット
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード (個人)
The Platinum Card®
チャージカード(個人)高額年会費($695)だが空港ラウンジ利用や旅行特典が充実。複数のラウンジネットワーク利用可、ホテル上級会員資格付帯など。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード (個人)
American Express® Gold Card
チャージカード(個人)年会費$250。レストランやスーパーでポイント高還元(MRポイント4倍)。日常利用と旅行のバランスが良い人気カード。
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード (個人)
American Express® Green Card
チャージカード(個人)年会費$150。旅行やサブスクでポイント3倍。プラチナ/ゴールドより手頃なプロパーカード入門編。
ブルーキャッシュ・プリファード (個人)
Blue Cash Preferred® Card
クレジットカード(個人)年会費$95。スーパーやガソリンスタンドで6%/3%キャッシュバック、ストリーミングサービスも6%。家計の固定費で高リワード。
ブルーキャッシュ・エブリデイ (個人)
Blue Cash Everyday® Card
クレジットカード(個人)年会費無料。スーパー3%、ガソリン2%キャッシュバック(上限あり)。初心者にも扱いやすい現金還元カード。
アメックス・エブリデイ (個人)
Amex EveryDay® Card
クレジットカード(個人)年会費無料。日常利用でAmex Membership Rewardsポイントが貯まる。月20回利用でボーナスポイント(+20%)獲得特典あり。
アメックス・エブリデイ・プリファード (個人)
Amex EveryDay® Preferred
クレジットカード(個人)年会費$95。ポイント3倍カテゴリー(スーパー等)あり。月30回以上の利用で+50%ボーナスポイント。MRポイント派向け。
デルタ スカイマイル(各種・個人)
Delta SkyMiles® Blue/Gold/Platinum/Reserve
クレジットカード(個人・提携航空)年会費無料~$550。デルタ航空のマイルが貯まる提携カード。上位カードは無料受託手荷物やラウンジアクセス(ReserveはSkyClub利用可)など航空旅行者向け特典。
ヒルトン・オナーズ(各種) (個人)
Hilton Honors Amex (No Fee/Surpass/Aspire)
クレジットカード(個人・提携ホテル)年会費無料版から$95(Surpass)、$450(Aspire)まで3種類。ヒルトン宿泊でポイント高還元。上位カードはヒルトン上級会員資格(ゴールド/ダイヤモンド)付帯や週末無料宿泊特典。
マリオット・ボンヴォイ(個人)
Marriott Bonvoy Amex (Brilliant/Bevy)
クレジットカード(個人・提携ホテル)年会費$650(Brilliant)・$250(Bevy)。Marriottホテルで優待多数。無料宿泊特典(Brilliantは年間1泊<small>※特典条件あり</small>)やゴールドエリート資格付帯。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ
Business Platinum Card
チャージカード(ビジネス)法人向けプラチナ。年会費$695。空港ラウンジや旅行保険、各種購買保護など豪華特典で出張が多い経営者に人気。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド
Business Gold Card
チャージカード(ビジネス)法人向けゴールド。年会費$295。特定カテゴリー(広告、仕入れ、ガソリンなど)でポイント4倍(カテゴリーは利用額上位2種が対象)。中小企業の経費決済に適した一枚。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン
Business Green Card
チャージカード(ビジネス)法人向けグリーン。年会費$95。ビジネスカードの入門版で、旅行予約でポイント3倍など。
ブルー・ビジネス・プラス
Blue Business® Plus Card
クレジットカード(ビジネス)年会費無料。あらゆる支出でポイント2倍(年間上限$50,000)​を誇る人気のビジネスポイントカード。MRポイントを貯める最強のサブカードとの呼び声高い。
ブルー・ビジネス・キャッシュ
Blue Business Cash™ Card
クレジットカード(ビジネス)年会費無料。あらゆる支出で2%キャッシュバック(年間上限$50,000)。ポイントより現金還元が良い事業者向け。
デルタ スカイマイル(ビジネス各種)
Delta SkyMiles® Business (Gold/Platinum/Reserve)
クレジットカード(ビジネス・提携航空)年会費$0~$550。内容は個人向けデルタAmexとほぼ同様だが、事業経費でデルタマイルを貯められる。経営者向けデルタ上級カードは社員カード発行も可。
マリオット・ボンヴォイ・ビジネス
Marriott Bonvoy Business®
クレジットカード(ビジネス・提携ホテル)年会費$125。中小企業向けMarriott提携カード。Marriott宿泊で高還元、年間宿泊実績や銀エリート資格付与。
(参考)アメリカン航空・ユナイテッド航空 提携カード(Amex以外が発行)American Airlines提携カードはCiti/Barclays発行、United提携カードはChase発行のため、Amexの枚数制限対象外です。

※上記は主なカードの例です。この他にも提携カード(例: AmazonビジネスPrimeカード(Amex発行))や、特定銀行との提携によるAmexブランドカード(例: ウェルズ・ファーゴ Propel AmexなどAmexネットワークを使用する他社発行カード)も存在します。

4. どのカードを持つべきか?~5枚の最適組み合わせ例~

アメックスのクレジットカードの枚数制限は最大5枚まで持てるとはいえ、どのカードを選ぶべきか悩みますよね。人それぞれ最適なカード構成は異なりますが、ここでは5枚持ちの一例チャージカード・ビジネスカード活用法を紹介します。

クレジットカード5枚の組み合わせ例:

例えば旅行好きの方なら、「①プラチナ・カード(旅行全般の特典と保険)」「②アメックス・ゴールド(普段の食事と買い物でポイント稼ぎ)」「③Hilton Aspire(ホテル上級会員&無料宿泊特典)」「④デルタAmexゴールド(航空券購入でマイル&手荷物無料)」「⑤ブルー・ビジネス・プラス(どんな支出でもポイント2倍獲得)」という構成が考えられます。これで旅行から日常生活まで幅広くカバーでき、それぞれのカードの強みを活かせます。

チャージカードの活用法:

上記の5枚に加えて、更なる特典が欲しい場合はチャージカードの活用がおすすめです。例えば既に5枚クレジットカードを持っていても、「プラチナを追加で取得する」ことが可能です(チャージカードのため枚数制限に影響なし)。5枚の枠を使い切っていてもチャージカードを組み合わせれば、より充実したカード体制にできます。

ビジネスカードを活用する戦略:

個人事業をしている方や副業がある方は、ビジネスAmexカードも検討しましょう。ビジネスカード自体は5枚制限に含まれますが、例えば「ビジネス・ゴールド」で事業経費の支払いに特化してポイントを稼ぎつつ、個人用にはプラチナやHiltonカードを充てる、というように用途別にカードを使い分ける戦略が取れます。

5. まとめと注意点

最後に、アメックスの枚数制限に関する戦略と注意点をまとめます。

枚数制限を踏まえた発行戦略:

アメックスの枚数制限は基本5枚までですので、「どのカードを持つか」の取捨選択が重要です。活用できていないカードがあれば整理することも検討しましょう。

5枚を超えそうな場合の対策:

既に上限の5枚を持っているが新しいAmexカードを作りたい場合、まずはどれか既存のクレジットカードを解約して枠を空ける必要があります。

今後のルール変更に備える:

アメックスの枚数制限のルールは過去に変更されたことがあるため、常に最新情報をチェックしましょう。2020年には公式にクレジットカード上限が4枚と発表され、その後5枚に戻りました。

その他の注意点:

今回詳述しませんでしたが、申請時のルール(例: 「5日間で2枚まで」「90日で2枚まで」などの申込間隔ルール​)や、サインアップボーナス獲得に関するワンライフタイムポリシーも存在します。

結論:米国発行のAmexクレジットカードは個人・ビジネス合わせて5枚まで、チャージカードは別枠で最大10枚まで持てます。このルールを踏まえて、自分に最適なAmexカードのラインナップを揃え、賢くお得に活用してくださいね!
90日ルールにも注意してください。詳しくはこちら⇒アメックス90日ルール徹底解説

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