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アメリカのデルタカード(アメックス)の特徴紹介
デルタ スカイマイル ゴールド アメックス(年会費$150、初年度無料)
最初の受託手荷物が無料(最大8名まで)、優先搭乗(ゾーン5)、そして特典航空券の必要マイル数が常に15%オフ(TakeOff 15)など、日常の旅行で役立つ特典が揃っています。
マイルの積算はデルタ航空での購入で2倍、レストランやスーパーマーケット(個人用)または米国内の配送業者利用(ビジネス用)で2倍など、カテゴリー別にボーナスがあります。年会費が実質無料になるメリットが魅力です
デルタ スカイマイル プラチナ アメックス(年会費$350)
ゴールドの特典に加えて、毎年更新時にコンパニオンチケット(同行者の国内往復航空券が1枚無料)がもらえます。プラチナカードのコンパニオン券はエコノミーが対象ですが、ハワイを除く米国内で利用可能です。
また、年間利用額に応じてデルタ上級会員資格(メダリオン)取得をサポートする機能(MQDブースト/ヘッドスタート)もあり、デルタ便搭乗時のアップグレードリストにおいても有利に扱われます。
さらに各種クレジットも充実しており、デルタ経由のホテル予約で$150、提携レストラン予約で年間最大$120(Resy)、ライドシェア利用で年間$120といったクレジットが付帯します。
デルタ スカイマイル リザーブ アメックス(年会費$650)
最大の特徴はデルタ航空ラウンジ(Sky Club)へのアクセス権がつくことです。また、毎年もらえるコンパニオンチケットは国内ファーストクラスまで利用可能です。
プラチナ同様にメダリオン資格加速(MQD/MQM)や優先アップグレード枠といったステータス特典も最優遇されます。加えて、デルタ経由ホテルで$200、Resyで年間$240、ライドシェアで$120と合計$560分のクレジットが付与されています。
以上が各カードの概要です。ランクが上がるにつれて年会費も上がりますが、その分付帯特典が豪華になります。次に、パーソナル(個人用)とビジネス(法人用)の違いに注目して比較してみましょう。
パーソナルカードとビジネスカードの比較 📊
アメリカのデルタカード(アメックス)には個人向けとビジネス向けが存在しますが、実は「ビジネス」と名が付いていても個人事業主でなくても申請可能で、副業や小規模ビジネスとして申請すれば駐在員の方でも比較的取得しやすいカードです。ではパーソナルとビジネスで何が違うのか、主な相違点をまとめたのが以下の表です。
違い項目 | パーソナルカード 🧑💼 | ビジネスカード 💼 |
---|---|---|
申請対象 | 個人 | 個人事業主(副業可) |
クレジット審査への影響 | 個人クレジットレポートに掲載(Chase5/24ルールでカウント) | 個人レポートに非掲載 (5/24のカウント対象外) |
初年度年会費 | ゴールドのみ初年度無料(プラチナ/リザーブは初年度から) | ゴールドのみ初年度無料(プラチナ/リザーブは初年度から) |
年間費用対効果 | 例:ゴールド年会費$150・旅行クレジット$100付与 | 例:ゴールド年会費$150・旅行クレジット$150付与 |
マイル還元カテゴリー | (ゴールド)デルタ2x、レストラン2x、スーパー2x 等 (プラチナ)デルタ3x、ホテル・直販航空券3x、レストラン1x 等 | (ゴールド)デルタ2x、レストラン2x、配送2x、広告2x 等 (プラチナ)デルタ3x、公共料金1.5x、配送1.5x等 |
主な特典の差異 | 個人/ビジネスで基本同じ | 個人と同じ |
ご覧の通り、個人用とビジネス用で特典内容そのものはほぼ共通です。最大の違いは、ビジネスカードの方が旅行クレジットなど年会費相殺メリットが大きい点と、個人のクレジット履歴に残らない点です。例えばゴールドの場合、パーソナルは年会費150ドルに対し毎年100ドル分のデルタ旅行クレジットが付きますが、ビジネスは150ドルのクレジットが付与され実質年会費無料になります。
また、ビジネスカードはChaseの5/24枠を消費しないという利点も大きいです。つまり、アメリカでデルタカード(アメックス)を検討する際はまずビジネス版を選ぶのがおすすめです。
年会費と主要特典の比較 📈
では改めて、アメリカのデルタカード(アメックス)の年会費と主な特典を比較表で整理します。ご自身の利用スタイルに照らして、どのカードがコスパ良いか判断する参考にしてください。
ゴールド ⭐️ | プラチナ 🌙 | リザーブ 💎 | |
---|---|---|---|
年会費(本会員) | $150(初年度無料) | $350 | $650 |
年間クレジット | $100 Delta旅行クレジット $100 Delta Staysホテルクレジット | $200 Deltaフライトクレジット $150 Delta Staysホテルクレジット $120 Resyレストランクレジット $120 ライドシェアクレジット | $200 Delta Staysホテルクレジット $240 Resyレストランクレジット $120 ライドシェアクレジット |
入会ボーナス | 60,000マイル~(目安) | 70,000マイル~(目安) | 80,000マイル~(目安) |
マイル割引特典 | 特典航空券15%オフ(TakeOff15) | 同左 | 同左 |
デルタ搭乗特典 | 優先搭乗(Zone 5) 受託手荷物1個無料(同行8名まで) | 優先搭乗・手荷物無料(同左) + コンパニオン航空券(エコノミー) | 優先搭乗・手荷物無料(同左) + コンパニオン航空券(ファーストクラス可) + 空港ラウンジアクセス(SkyClub) |
ステータス関連 | なし | メダリオン資格加速(MQDブースト等) アップグレード優先権 | メダリオン資格加速(最大) アップグレード最優先 コンシェルジュサービス |
(注意)入会ボーナスは時期により増量キャンペーンあり。例えば2025年4月2日まで限定でゴールド100,000マイル、プラチナ90,000マイル、リザーブ100,000マイルのオファーが実施されています。
表を見てわかるように、ゴールドは低コストで基本特典を享受できるバランスの良いカードです。「年に数回デルタに乗る」という方に向いています。一方、プラチナはコンパニオン券や各種クレジットで年会費以上の価値を引き出せる中級カードです。リザーブは最も豪華な特典を備え、「ラウンジなしの旅は考えられない」というユーザーにとっては年会費以上の満足感が得られるでしょう。
補足ですが、いずれのカードも海外利用手数料が無料です。また、デルタ航空はスカイチーム(SkyTeam)アライアンスに所属しており、大韓航空などの航空会社と提携しているため、マイルの使い道もグローバルに広がります。では次に、そのマイルの使い方について具体的に見ていきましょう。
アメリカ国内でのマイル利用方法 ✈️
アメリカのデルタカード(アメックス)で貯まった「スカイマイル」は、特典航空券や旅行関連サービスに使うのがおすすめです。まず基本となるのがデルタ航空の特典航空券に交換する方法。ここで嬉しいのが前述の「TakeOff 15」特典です。対象のデルタ便をマイルで予約する際に、必要マイル数が自動的に15%割引されます。
次に、「Pay with Miles」も活用しましょう。これはデルタのゴールド以上のカード会員限定の特典で、航空券購入時にマイルを現金同等に充当できるサービスです。5,000マイルを$50として航空券代に充当できます。。
さらに、デルタのマイルは航空券以外にも利用可能です。デルタ公式サイトの「ショッピング」ページでは各種商品と交換することもできます。ただしレートは低め(1マイル=0.5円以下)です。以上が米国内での主なマイル活用法ですが、駐在員の方にとって気になるのは「日本への一時帰国や本帰国時にマイルをどうするか」ではないでしょうか?
日本帰国時の活用方法(JTB旅行券・日本でのマイル利用) 🗾✈️
① JTB旅行券に交換する方法
デルタ航空のマイルは、「JTB国内パッケージツアー旅行券」と交換することができます。これを使えばJTB経由で国内旅行の支払いにマイルを充当できるため、デルタに乗らなくてもマイルを活用可能です。1年間に30,000マイルまで交換可能という上限があり、有効期限は発行から6ヶ月間です。
注意点として、この交換は誰でもできるわけではない点に気をつけましょう。
利用条件として「デルタのメダリオン会員である」か「日本国内発行のデルタ提携クレジットカード本会員である」必要があります。メダリオン会員はハードルが高めですが、「日本国内発行のデルタカード会員」は狙いやすいです。例えば年会費の安い「デルタ スカイマイルJCB テイクオフカード」を日本で発行すればこの条件をクリアできます。
② 日本国内線(スカイマーク特典航空券)に利用する方法
デルタ航空はスカイマークの国内線特典航空券にマイルを使うことができます。これは日本在住のスカイマイル会員向けの隠れ特典で、デルタのマイルでスカイマークの航空券を発券可能です。利用条件は「日本発行のデルタ提携クレジットカード会員」または「デルタのシルバーメダリオン以上」であることが必要です。該当すれば、デルタのウェブサイトからスカイマーク特典航空券の予約リクエストを行えます。
以上、日本帰国時に検討したいマイル活用法を2つ挙げました。「旅行券に替えて国内旅行費用に充当」するか、「国内線特典航空券に交換」するか、状況に応じて選ぶと良いでしょう。もちろん、日本からデルタ航空や提携他社に乗る際の特典航空券予約にマイルを使うこともできます。
結論:アメックス・デルタ・ビジネスカードがデルタカードの最初の一枚としておすすめな理由 🔍
最後に今回のまとめです。アメリカのデルタカード(アメックス)を作るなら、最初に手に入れるべきカードは、アメックス・デルタ・ビジネスカード(特にゴールド)が最適な選択となります。
初年度年会費無料かつ実質年会費も無料
ゴールドカードは初年度年会費無料。2年目以降も毎年$150のクレジット付与で実質負担なし。手頃にデルタカードの特典を体験できます。
パーソナルよりもお得な特典
個人用ゴールドでは$100の旅行クレジットですが、ビジネスは$150と充実。ビジネス版の方がリターン大です。
Chaseの5/24ルール対象外:
ビジネスカードは個人のクレジットレポートに記載されず、5/24制限のカウントに入りません。将来Chase系カードを検討中でも安心して発行できます。
デルタ搭乗が快適に&マイルも貯まりやすい:
カード所持で手荷物1個無料(最大8名分)、優先搭乗、そして特典航空券15%オフでマイルの価値アップ。
マイルの使い道が幅広い:
米国国内線の特典航空券はもちろん、帰国後もJTB旅行券への交換やスカイマーク利用など用途いろいろ。
以上のように、デルタ航空を利用する方にとってデルタカード(アメックス)は非常に心強い存在です。中でもビジネス版ゴールドカードは一押しの一枚でしす。初めてのクレカ選びにも適しているので、ぜひ検討してみてください!
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